導入ガイド

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動作条件

パソコンの動作条件

  • Windows 日本語版
  • ゲーム映像を取り込むキャプチャボード
  • OBS Studio (28.0.0 以上)
    • キャプチャボードを映像キャプチャデバイスとして読み込んであること
  • 次の音声合成アプリのいずれか

ゲームの条件

  • 日本語セーブデータのみ
  • 対プレイヤー戦のみ
  • シングルバトルのみ

OBS Studio の設定

お手元のキャプチャボードが PC に接続され, 映像キャプチャデバイスの設定が完了していることを前提とします.

このアプリが映像を読み取るために, OBS Studio の WebSocket サーバを認証付きで起動する必要があります. 以下, OBS Studio 30.2.2 で確認した手順です.

  1. 「ツール」→「WebSocket サーバ設定」を選択する.
  2. 「プラグイン設定」→「WebSocket サーバを有効にする」にチェックを入れる.
  3. 「サーバー設定」→「認証を有効にする」にチェックを入れる.
  4. 「サーバー設定」→「サーバーパスワード」にパスワードを入力する.
    • 任意の文字列を入力してもよいし, 「サーバー設定」→「パスワードを生成する」ボタンをクリックしてもよい.
  5. 「サーバー設定」→「接続情報を表示する」をクリックし, 出現する「WebSocket 接続情報」ウィンドウに表示される「サーバーポート」「サーバーパスワード」を記録し, 「WebSocket 接続情報」ウィンドウを閉じる.
  6. 「OK」ボタンをクリックし, 設定を終了する.

音声合成エンジンの設定

棒読みちゃんを使用する場合

初期設定のままで動作するはずですが, 一応確認手順を示します. 以下, 棒読みちゃん Ver.0.1.11.0 Beta21 で確認しました.

  1. 設定ボタン (スパナのマーク) をクリック, または F10 キーをクリックし, 設定ウィンドウを開く
  2. 「システム」→「アプリケーション連携」を選択する
  3. 「03) HTTP 連携」→「01) ローカル HTTP サーバ機能を使う」が True になっていることを確認する. なっていない場合は True を選択する.
  4. 「03) HTTP 連携」→「02) ポート番号」が 50080 になっていることを確認する. なっていない場合は 50080 を入力する.
  5. 「OK」ボタンをクリックし, 設定を終了する.

VOICEVOX を使用する場合

VOICEVOX 上での設定は必要ありません. 起動するだけです.

アプリの初期設定

OBS Studio, および音声合成アプリが起動している状態で pokescreader-sv.exe を起動してください. 設定画面が表示されますので, 次の項目を設定してください.

  • 「OBS 接続」タブ
    • 「WebSocket サーバー」グループ
      ポート番号
      OBS Studio WebSocket サーバーポート番号を入力
      パスワード
      OBS Studio WebSocket サーバーパスワードを入力
    • 「映像キャプチャデバイス」グループ
      ソース
      OBS Studio 映像キャプチャデバイスのソース名を入力
  • 「読み上げ」タブ
    • 「発話」グループ
      エンジン
      VOICEVOX を使用する場合, 「VOICEVOX」ラジオボタンを選択

設定が終わったら「保存」ボタンを押します. アプリが自動的に再起動されます.

ポケモンの設定

  • 「設定」→「話のはやさ」を「はやい」に設定する.
    • できるだけ素早く表示させることで, 同じログメッセージを複数回検知する可能性を減らします.

準備完了!

さっそく対戦を始めてもよいですが, 自動読み上げの仕様, 手動操作で起動する機能, 設定ファイルの使い方を覚えることで, より便利に使うことができます. 機能リファレンス をぜひご確認ください.

Pokéscreader for SV © 2024 もち @takosavi
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